さいせいケアプランセンター
介護保険サービスの種類
介護保険サービスには、自宅を中心に利用する「居宅サービス」、介護保険施設に入所する「施設サービス」があります。また、堺市にお住まいの方のみが利用できる「地域密着型サービス」があります。
マーク・自己負担のめやすについて
要介護1~5の方が介護保険を使って利用できるサービス
要支援1・2の方が介護保険を使って利用できるサービス
介護が必要になっても、できる限り住み慣れた自宅や地域で生活できるよう支援するサービスです。堺市の裁量でサービスの整備が行われ、堺市の事業者からサービスが提供されます。原則として他の市区町村の事業所からサービスを受けることはできません。サービスの種類などは市区町村によってことなります。
自己負担は所得に応じて、1割・2割・3割のいずれかになります。当サイトでは、自己負担1割の費用をめやすとして掲載しています。 実際にかかる費用は、利用する事業者の所在地や体制、サービスの内容等によって異なります。 2019年10月から実施予定の消費税率10%への引き上げに伴い、費用額が変更される予定ですが、消費税率8%のときの自己負担のめやすを掲載しています。①自宅を中心に
利用するサービス
自宅を中心に利用するサービス(居宅サービス)には、訪問をしてもらうサービスや施設に通うサービスなどさまざまな種類があります。
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自宅を訪問してもらう
日常生活の手助けをしてもらう
要介護1~5訪問介護
【ホームヘルプサービス】ホームヘルパーに自宅を訪問してもらい、身体介護や生活援助を受けます。
自己負担(1割)のめやす 身体介護
中心20分~30分未満 268円 30分~1時間未満 424円 生活援助
中心20分~45分未満 196円 45分以上 241円 ※早朝・夜間・深夜などの加算があります。
通院等乗降介助(1回) 106円 ご注意ください!以下のサービスは、介護保険の対象となりません。本人以外のためにすることや、日常生活上の家事の範囲を超えることなどは、サービスの対象外です。
本人以外の家族のための家事ペットの世話預金の引き出し、預け入れ留守番来客の応対家具の移動や修繕、模様替え草むしりなど自宅で入浴する
要介護1~5要支援1・2訪問入浴介護
(介護予防訪問入浴介護)自宅に浴槽を持ち込んでもらい、入浴の介助を受けます。
自己負担(1割)のめやす 要介護1~5 1,349円 要支援1・2 912円 看護師などに訪問してもらう
要介護1~5要支援1・2訪問看護(介護予防訪問看護)
看護師などに訪問してもらい、床ずれの手当や点滴の管理をしてもらいます。
自己負担(1割)のめやす
【30分~1時間未満の場合】要介護 病院・
診療所から要支援1・2 591円 要介護1~5 614円 自宅でリハビリをする
要介護1~5要支援1・2訪問リハビリテーション
(介護予防訪問リハビリテーション)リハビリの専門家に訪問してもらい、自宅でリハビリを受けます。
自己負担(1割)のめやす 1回 324円 医師などによる療養上の管理や指導を受ける
要介護1~5要支援1・2居宅療養管理指導
(介護予防居宅療養管理指導)医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士などに訪問してもらい、薬の飲み方、食事など療養上の管理・指導を受けます。
自己負担(1割)のめやす
【単一建物居住者一人に対して行う場合】医師の場合(月2回まで) 514円 歯科医師の場合(月2回まで) 516円 医療機関の薬剤師の場合(月2回まで) 565円 歯科衛生士等の場合(月4回まで) 361円 夜間に訪問介護を受ける
要介護1~5夜間対応型訪問介護
地域密着型サービス夜間に定期的な巡回で介護を受けられる訪問介護、緊急時など、利用者の求めに応じて介護を受けられる随時対応の訪問介護などがあります。
自己負担(1割)のめやす【基本対応の場合】 1ヶ月 1,097円 要支援の方は利用できません。24時間対応の訪問介護・
訪問看護サービスを受ける要介護1~5定期巡回・随時対応型
訪問介護看護地域密着型
サービス日中・夜間を通じて介護職員と看護師の定期的な訪問を受けられます。また通報や電話などをすることで、随時対応も受けられます。
※要支援の方は利用できません。自己負担(1割)のめやす
【介護、看護一体型事業所の場合】要介護度 介護のみ利用 要介護1 6,096円 要介護2 10,880円 要介護3 18,065円 要介護4 22,729円 要介護5 27,637円 -
施設に通って利用する
施設に通って食事や入浴などのサービスを受ける
要介護1~5通所介護【デイサービス】
デイサービスセンターで、食事・入浴などの介護や機能訓練が日帰りで受けられます。
基本のサービスに加えて 個々の状態に応じた機能訓練(個別機能訓練) 食事に関する指導など(栄養改善) 口の中の手入れ方法や、咀嚼・飲み込みの訓練法の指導など(口腔機能向上) などのメニューを選択して利用できます。自己負担(1割)のめやす
【通常規模の施設/7~8時間未満の利用の場合】要介護1 685円 要介護2 808円 要介護3 937円 要介護4 1,064円 要介護5 1,194円 ※利用するメニューによって別に費用が加算されます。 ※食費、日常生活費は別途負担となります。
※要支援の方は利用できません。小規模な施設の通所介護サービス
要介護1~5地域密着型通所介護
地域密着型
サービス定員18人以下の小規模な通所介護施設で、食事・入浴などの介護や機能訓練が日帰りで受けられます。
自己負担(1割)のめやす
【7~8時間未満の利用の場合】要介護1 784円 要介護2 927円 要介護3 1,075円 要介護4 1,221円 要介護5 1,367円
※要支援の方は利用できません。施設に通ってリハビリテーション
要介護1~5通所リハビリテーション
【デイケア】介護老人保健施設や病院・診療所で、日帰りの機能訓練などが受けられます。
基本サービスに加えて 食事に関する指導など(栄養改善) 口の中の手入れ方法や、咀嚼・飲み込みの訓練法の指導など(口腔機能向上) などのメニューを選択して利用できます。自己負担(1割)のめやす
【通常規模の施設/7~8時間未満の利用の場合】要介護1 799円 要介護2 947円 要介護3 1,097円 要介護4 1,273円 要介護5 1,445円 要支援1・2介護予防通所
リハビリテーション介護老人保健施設や病院・診療所で介護予防を目的とした生活機能の維持向上のための機能訓練などが日帰りで受けられます。
基本サービスに加えて 筋力トレーニングなどの機能訓練(運動器機能向上) 食事に関する指導など(栄養改善) 口の中の手入れ方法や、咀嚼・飲み込みの訓練法の指導など(口腔機能向上) などのメニューを選択して利用できます。1ヶ月あたりの自己負担(1割)のめやす 要支援1 2,166円 要支援2 4,219円 認知症の方が施設に通って受けるサービス
要介護1~5要支援1・2認知症対応型通所介護
(介護予防認知症対応型通所介護)地域密着型
サービス認知症と診断された高齢者が食事・入浴などの介護や支援、機能訓練を日帰りで受けられます。
自己負担(1割)のめやす
【7~8時間未満の利用の場合】要介護1 1,047円 要介護2 1,161円 要介護3 1,275円 要介護4 1,389円 要介護5 1,503円 要支援1 907円 要支援2 1,012円 -
短期間施設に泊まる
自宅で介護を受けている方が一時的に施設に泊まる
要介護1~5要支援1・2短期入所生活介護
【ショートステイ】
(介護予防短期入所生活介護)介護老人福祉施設などに短期間入所して、食事・入浴などの介護や機能訓練が受けられます。
1日あたりの自己負担(1割)のめやす
【併設型の施設の場合】要介護度 多床室 要介護1 629円 要介護2 702円 要介護3 778円 要介護4 851円 要介護5 922円 要介護度 多床室 要支援1 471円 要支援2 586円 医療の助けが必要な方が一時的に施設に泊まる
要介護1~5要支援1・2短期入所療養介護
【医療型ショートステイ】
(介護予防短期入所療養介護)介護老人保健施設などに短期入所して、医療によるケアや介護、機能訓練などが受けられます。
1日あたりの自己負担(1割)のめやす
【介護老人保健施設の場合】要介護度 多床室 要介護1 865円 要介護2 916円 要介護3 982円 要介護4 1,036円 要介護5 1,092円 要介護度 多床室 要支援1 638円 要支援2 803円 -
通いを中心とした複合的なサービス
通い・訪問・泊まりを組み合わせたサービスを受ける
要介護1~5要支援1・2小規模多機能型居宅介護
地域密着型
サービス小規模な住居型の施設への「通い」を中心に、自宅に来てもらう「訪問」(介護)、施設に「泊まる」サービスが柔軟に受けられます。
※食費、日常生活費、宿泊費は別途負担となります。1日あたりの自己負担(1割)のめやす
【事業所と同一の建物に居住していない場合】要支援1 3,627円 要支援2 7,331円 要介護1 10,997円 要介護2 16,161円 要介護3 23,509円 要介護4 25,946円 要介護5 28,609円 通い・訪問・泊まりに看護を組み合わせたサービスを受ける
要介護1~5看護小規模多機能型居宅介護
【複合型サービス】地域密着型
サービス利用者の状況に応じて、小規模な住居型の施設への「通い」、自宅に来てもらう「訪問」(介護と看護)、施設に「泊まる」サービスが柔軟に受けられます。
※食費、日常生活費、宿泊費は別途負担となります。
※要支援の方は利用できません。1日あたりの自己負担(1割)のめやす
【事業所と同一の建物に居住していない場合】要介護1 13,122円 要介護2 18,361円 要介護3 25,810円 要介護4 29,273円 要介護5 33,113円 -
自宅から移り住んで利用する。
有料老人ホームなどに入居している方が介護サービスを受ける
要介護1~5要支援1・2特定施設入居者生活介護
(介護予防特定施設入居者生活介護)介護保険の指定を受けた介護付有料老人ホームなどに入所している方が受けるサービスです。食事・入浴などの介護や機能訓練を受けられます。
※費用は施設の種類やサービスに応じて異なります。
※食費、日常生活費、居住費は別途負担となります。1日あたりの自己負担(1割)のめやす
【包括型(一般型)】要支援1 191円 要支援2 325円 要介護1 563円 要介護2 632円 要介護3 705円 要介護4 772円 要介護5 844円 地域の小規模な有料老人ホームなどで介護サービスを受ける
要介護1~5地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型
サービス定員29人以下の小規模な介護専用の有料老人ホームに入居している方が受けるサービスです。食事・入浴などの介護や機能訓練が受けられます。
※食費、日常生活費、居住費は別途負担となります。※要支援の方は利用できません。1日あたりの自己負担(1割)のめやす 要介護1 567円 要介護2 637円 要介護3 710円 要介護4 778円 要介護5 850円 認知症の方が施設で共同生活を送る
要介護1~5要支援1・2認知症対応型共同生活介護
【グループホーム】
(介護予防認知症対応型共同生活介護)地域密着型
サービス認知症と診断された高齢者が共同で生活しながら、食事・入浴などの介護や支援、機能訓練が受けられます。
※食費、日常生活費、居住費は別途負担となります。※要支援1の方は利用できません。1日あたりの自己負担(1割)のめやす
【1ユニットの事業所の場合】要支援2 782円 要介護1 786円 要介護2 823円 要介護3 848円 要介護4 865円 要介護5 882円 地域の小規模な介護老人福祉施設で介護サービスを受ける
要介護3~5地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
地域密着型サービス定員29人以下の小規模な介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)で、食事・入浴などの介護や健康管理が受けられます。
※食費、日常生活費、居住費は別途負担となります。
※新規に入所できるのは原則、要介護3以上の方。1日あたりの自己負担(1割)のめやす 要介護度 多床室 要介護3 755円 要介護4 828円 要介護5 899円
②介護保険施設で受ける
サービス
下記の介護保険施設に入所して受けるサービスを「施設サービス」と呼びます。介護保険施設は、どのような介護が必要かによって、下記のタイプに分かれています。入所を希望するときは、施設に直接申し込みます。必要性の高い方から入所できます。
※施設サービスの費用は、要介護度や施設の体制、部屋のタイプによって異なります。 ※居住費、食費、日常生活費が別途負担になります。 ※従来型個室、多床室、ユニット型個室の違いについては、15ページを参照してください。-
介護保険施設に移り住む
生活介護が中心の施設
要介護3~5介護老人福祉施設
【特別養護老人ホーム】つねに介護が必要で、自宅では介護ができない方が対象の施設です。食事・入浴など日常生活の介護や健康管理が受けられます。
※新規に入所できるのは原則として、要介護3以上の方1ヵ月あたりの施設サービス費(1割)のめやす 要介護度 多床室 要介護3 22,322円 要介護4 24,453円 要介護5 26,554円 介護やリハビリが中心の施設
要介護1~5介護老人保健施設
病状が安定し、リハビリに重点をおいた介護が必要な方が対象の施設です。医学的な管理のもとで介護や看護、リハビリを受けられます。
1ヵ月あたりの施設サービス費(1割)のめやす 要介護度 多床室 要介護1 24,704円 要介護2 26,209円 要介護3 28,153円 要介護4 29,752円 要介護5 31,444円 病院での療養が中心の施設
要介護1~5介護療養型医療施設
急性期の治療が終わり、長期間にわたり療養が必要な方が対象の施設です。介護体制の整った医療施設(病院)で、医療や看護などが受けられます。
1ヵ月あたりの施設サービス費(1割)のめやす 要介護度 多床室 要介護1 21,507円 要介護2 24,485円 要介護3 30,786円 要介護4 33,545円 要介護5 35,928円 長期療養の機能を備えた施設
要介護1~5介護医療院
主に長期にわたり療養が必要な方が対象の施設です。医療と介護(日常生活上の世話)を一体的に受けられます。
1ヵ月あたりの施設サービス費(1割)のめやす 要介護度 多床室 要介護1 25,864円 要介護2 29,281円 要介護3 36,711円 要介護4 39,846円 要介護5 42,699円
③生活環境を整えるサービス
自宅を中心に利用するサービス(居宅サービス)には、訪問をしてもらうサービスや施設に通うサービスなどさまざまな種類があります。
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生活する環境を整える
自立した生活を送るための福祉用具を借りる
福祉用具貸与
(介護予防福祉用具貸与)次の13種類が貸し出しの対象となります。
原則、要支援1・2の方、要介護1の方は①~④のみ利用できます。⑬は、要介護4・5の方のみ利用できます。要介護4・5の方が利用できる福祉用具 要介護2・3の方が利用できる福祉用具 ⑤車いす ⑥車いす付属品(クッション、電動補助装置等) ⑦特殊寝台 ⑧特殊寝台付属品
(サイドレール、マットレス、スライディングボード、入浴用でない介助用ベルト等) ⑨床ずれ防止用具 ⑩体位変換器(起き上がり補助装置を含む) ⑪認知症老人徘徊感知機器(離床センサーを含む) ⑫移動用リフト
(立ち上がり座いす、入浴用リフト、段差解消機、階段移動用リフトを含む)
(尿のみを自動的に吸引できるものは要支援1・2の方、要介護1~3の方も利用できます)貸与価格を適正にするための制度変更 ・商品ごとに貸与価格の全国平均を公表します。その平均価格をもとに貸与価格の上限額を設定します。(平成30年10月から)※上限を超えた場合は、保険給付対象外(全額自己負担)となります。
・事業者には下記①、②が義務付けられました。
①貸与する商品の機能や価格帯の異なる複数商品を選択肢として示す。(平成30年4月から) ②貸与する商品の全国平均価格とその事業者の価格を説明する。(平成30年10月から)トイレ、入浴関連の福祉用具を買う
要介護1~5要支援1・2特定福祉用具購入
(特定介護予防福祉用具購入)申請が必要です購入費支給の対象は、次の5種類です。
腰掛便座(便座の底上げ部材を含む)自動排せつ処理装置の交換部品 移動用リフトのつり具の部分簡易浴槽 入浴補助用具(入浴用いす、浴槽用手すり、浴槽内いす、入浴用介助ベルト等)年間10万円が上限で、その1~3割が自己負担です。費用が10万円かかった場合、1~3万円が自己負担です。(毎年4月1日から1年間)
指定を受けていない事業者から購入した場合は、支給の対象になりませんのでご注意ください。 受領委任払いの事前申請を行えば、利用者が指定事業者に1~3割を支払い、そのあとに9~7割が介護保険から事業者へ支払われます。 原則として同一種目の再購入は、購入費の支給を受けることができません。ただし、正規の使い方では福祉用具が破損した場合や、介護の必要の程度が著しく高くなった場合等、特別の事情がある場合については、支給の対象になる場合があります。(事前に区役所地域福祉課までご相談ください。)より安全な生活が送れるように住宅を改修する
要介護1~5要支援1・2住宅改修費の支給
事前と事後に
申請が必要です生活環境を整えるための住宅改修に対し、20万円を上限として費用の7~9割が住宅改修費として支給されます。
工事の前に保険給付の対象となるかどうかを、ケアマネジャーか区役所地域福祉課に相談しましょう。
(費用が20万円かかった場合、自己負担1割の場合2万円、2割の場合4万円、3割の場合6万円が自己負担額です。)◎介護保険の対象となる工事の例 手すりの取り付け段差や傾斜の解消 滑りにくい床材・移動しやすい床材への変更開き戸から引き戸等への扉の取り替え、扉の撤去 和式から洋式への便器の取り替えその他これらの各工事に付帯して必要な工事屋外部分の改修工事も給付の対象となる場合があります。
支給限度額/20万円まで 20万円が上限で、その1~3割が自己負担です。 1回の改修で20万円を使い切らずに、数回に分けて使うこともできます。 引っ越しをした場合や要介護度が著しく高くなった場合、再度支給を受けることができます。 限度額20万円の枠を利用し終わったあとの住宅改修は、原則として全額自己負担となります。